あらゆる料理人のこだわりに応えられる逸品
昭和の終わりごろ、日本国内では肉質が柔らかいブロイラーか、歯ごたえのある地鶏が注目されていました。しかし料理人からは「美味しくて、調理しやすい」料理に合う鶏が求められていたのです。
そこで「伊達物産(株)」の先代社長は、料理人の希望に沿う鶏を追求することにしました。
昭和60(1980)年、伊達鶏の飼育が始まります。先代社長は、開発にあたってフランスのブレス地方を視察。そこでAOC(原産地名規制呼称)を取得しているブレス鶏に出会いました。
地域と共に鶏を育てていく環境と想いに共感した先代社長は、「南東北の気候風土に合った美味しい鶏を育てよう」と決意。試行錯誤を繰り返すことで、現在の伊達鶏の誕生にたどりついたのです。
伊達鶏は味の良いフランスの鶏肉を原種鶏とし、掛け合わせて作られています。しかも、両親ともに赤鶏という希少な“赤系の銘柄鶏”です。
その肉質や味は、あらゆるこだわりに応える逸品として全国の料理人から愛されるようになりました。現在は伊達市を中心に、宮城県丸森町まで契約農家が広がっており、徹底した管理のもと、のびのびとストレスなく飼育されています。
交配様式
飼育方法・飼育基準
伊達鶏は開放鶏舎内で平飼い。自由に動き回れる自然に近い環境です。適度な運動をさせているため余分な脂身がつきにくく、肉質の旨みを高めます。飼育日数は平均75日です。
肉質・味
ジューシーでほどよく脂がのっていながら、鶏の臭みは少なめ。柔らかく適度な弾力もあります。地鶏とブロイラーの中間のような、シャキシャキした独特の食感が特長です。
伊達鶏を使ったおすすめ料理
焼き鳥、唐揚げ、煮込みなど、どのような調理法でも生かせます。
会社情報
会社名 | 伊達物産 株式会社 |
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住所 | 〒960-0707 福島県伊達市梁川町字南町谷川 13 |
電話番号 | 024-577-2111 |
ホームページ | http://www.datebussan.co.jp/ |