川俣シャモ

富裕商人の娯楽が、現代のもてなしのご馳走に

川俣町は、養蚕・絹織物生産が盛んな地域でした。江戸時代頃には、絹織物で財を成した機屋(はたや)が娯楽として軍鶏(シャモ)を飼い始め、闘鶏を楽しんだと言います。軍鶏の飼育は町内に広がっていきました。

時は流れて昭和58年 (1983)年。当時の川俣町長が「遠方からいらっしゃるお客様に、川俣ならではのご馳走でおもてなししたい」「町おこしとなる特産品を開発したい」と考え、軍鶏に注目したのです。町の職員が中心となって、軍鶏を飼っている町民に協力を依頼し、食用としてのシャモを完成させるために試験研究が始まりました。

そして昭和60(1985)年に川俣シャモが誕生。その2年後には、第3セクターである「㈱川俣町農業振興公社」が設立され、川俣シャモのブランド化を進めていくことになったのです。さらに平成10(1998)年には、県の養鶏試験場(※)に品種改良を依頼し、若干硬かった肉質を向上させました。品種改良によってシャモの体重も25%増となり、味と肉質のバランスに優れた地鶏として多くの人に愛されています。
※福島養鶏試験場…現・福島県農業総合センター畜産研究所養鶏分場

交配様式



株式会社川俣町農業振興公社ホームページ


飼育方法・飼育基準

川俣シャモは1平方メートルあたり6~8羽で平飼い。開放鶏舎によって日光浴と運動を欠かさず、ストレスのない飼育をしています。飼育日数は110~114日。じっくり長期間飼育します。

肉質・味

独自の専用飼料で肥育した鶏は、深みのあるコクを持っており、固すぎず柔らかすぎない適度な弾力の肉質が特長です。噛めば噛むほど、鶏本来の旨みが口の中に広がります。

川俣シャモを使ったおすすめ料理

焼き鳥、鍋、親子丼、ラーメンなど、あらゆる料理によく合います。

会社情報


会社名 株式会社 川俣町農業振興公社
住所 〒960-1402 福島県伊達郡川俣町小綱木字泡吹地8
電話番号 024-566-5860
ホームページ https://www.kawamata-shamo.com/